神戸市北区谷上の弊社車庫でもつばめが恋を始めました。子宝に恵まれて、大成タクシーの縁起担ぎに一役買っていただきたいものです。

2018/4/4

春の交通安全運動週間が4月6日から始まります。大成タクシーグループではこれに先駆けて警察署より講師をお招きして、講習会を開催しました。乗務員一同熱心にビデオを観て、交通課長のご講演に耳を傾けていました。免許証更新時に講習を受けてビデオを観ると、数か月間は一旦停止やスピードを意識するのと同じで、当社のこの年2回の講習会も同じ効果を得ているようです。

2018/4/2

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/50859

タクシーは自動運転で無くなる仕事2位なわけがありません。タクシードライバーは歳をとっても、体力が無くてもできる気楽な仕事と甘く見ているのではないでしょうか。確かに一見毎日同じことの繰り返しのように見えますが、一人ひとりを相手にする輸送はすべてが臨機応変で、慣れているからドライバーは何とはなしにやってのけているだけなのです。

 

考えてみて下さい。まず、手を挙げたお客さんを認知して、近寄って、最適な距離で安全に停車して、お乗せ出来るでしょうか?AIに!また、お客様は手を挙げて自己主張される方ばかりではありません。奥ゆかしく「宜しければ乗せていただけますか!?」程度に手首だけ動かす方や中には目配せだけする方もおられます。なかなか奥が深いんですよ。さらに乗り込むお客様は酔っ払って明確に道程を指示下さらない方もいます。細かく道を聴くと今度は「くどくど聴くな!」と機嫌を損なう方もおられます。そう、空気を読まなければならないのです。ルートもお客様毎に好きな道がありますから、都度確認して走る必要があります。AIでできますか?人間ならこれに慣れるのです。目をつぶっててもできるようになるのです。

 

自動運転に取って代わられるとしたら、ルートが決まってるものが先です。路線バス、長距離バス、長距離トラックなどです。道程と発着時間が決まっていれば、後はその道程の特性をAIに学習させて、通行路上での障害物に衝突さえしなければいいので、近い将来AIにも可能でしょう。

2018/3/26

国連の幸福度調査によると日本は世界156カ国中54位。前後にラトビア、モーリシャス、ジャマイカという国々が名を連ねます。

https://www.asahi.com/articles/ASL3G5GWCL3GUHBI01Y.html

 

傾向として、高福祉高負担の北欧諸国が上位を占め、アフリカ諸国が下位を占めたようです。幸福かどうかはあくまでも人の主観ですが、国民の幸福度を国の政策の指標にするブータンは97位。足るを知るの精神論もある程度は大切ですが、物心両面の幸福を推し量る指標としては正確な気もします。

 

よって、物の供給が行き渡り、先進国としてのサービス面も充実した日本がラトビアの次という理由にはそうした物やサービスを消費できるだけの可処分所得が無いこと、もしくは社会との接点である職場での心の不満が理由と考えられます。安倍内閣が働き方改革や賃上げを図るのもこの国民の潜在的な不満を解消するためなんでしょうけれどもピントがイマイチずれてる感があります。

 

グローバル化で物やサービスの陳腐化と台頭のサイクルが劇的に早くなっているのに、日本の労働文化は硬直的なままです。アメリカなどは市場の変化に対応して労働者は転職を躊躇無く繰り返し、いずれは適職について行くからその経済は定期的に活力を取り戻すのです。安倍さん、何も変えずに企業に給料を上げろと言ってもそれはただの駄々っ子です。無い袖も振れません。だからアメリカをお手本にして、ひとつの仕事に固執する日本の労働文化から国民を解放するのです。

 

そこでこの場面でも提唱するのがプレセーフティーネットの活用です。プレセーフティーネットを担う業界のビジネスモデル面での規制を緩和し、新しいサービス価値の創造を図ると同時に、業界の社会的地位の向上を行政主導で図る。すると雇用のミスマッチから不満を持つ人々からプレセーフティーネットを利用してチャレンジする人々が出現し、柔軟な労働者文化が醸成されていくのではないでしょうか。

2018/3/15

味わいある喫茶店でしょ!箕谷にあります。朝っぱらからビートルズやポール・アンカなどオールディーズで押し通す徹底ぶり。時折配膳に出てくるマスターの奥さんがハミングしてて、こっちもノッてくる。モーニングサービスやコーヒーを喫するお客さんは初老のリタイアリーが多数のご様子。そういえば芝床にある100円パンが閉店して朝の居場所が減少し、コンビニが台頭する時代。こんな喫茶店があること自体ありがたいです。

2018/3/12

神戸市北区谷上もようやく暖かくなりウグイスが歌の練習を始めました。春の雨でタクシーの駐車場が田んぼのようになったので、舗装工事しますが、のどかな自然をリスペクトしつつ、共存させてもらえるようにしていきたいです。

http://bunshun.jp/articles/-/6460

44歳になると街中で日本のおじさんがこのように憐れみの眼差しで世界から見られてしまう風景に馴染むようになります。三宮の東の下町に弊社の本社があり、夜な夜な赤提灯をかわしなが徘徊しつつも、そのトラップにやはり高確率で吸い込まれてしまいます。少しずつ寂れゆく街には旨くて安い立ち飲みなどしか生存できず、自ずと常連孤独風おじさん達が集うことになるのです。

 

アメリカなどにこうした風情はあまり見受けられませんので、一見孤独おじさんが日本には多いと見られがちかもしれませんが、中に入ると私もそうですがおじさんたちは孤独そうではありません。日本には多様な社会的繋がりがあり、時に人は孤独を感じるでしょうが、複雑な繋がりがそれを忘れさせるのです。

 

余談ですが、タクシーで夜中3時の繁華街をぐるぐると廻っても人っ子一人居なくて、売上7千円しかまだ持ってない時には、恐ろしい孤独を感じることがあります。その時に仲間のタクシーとすれ違って、手を挙げて挨拶を交わす。たったそれだけで一人じゃない、救われたと感じる。孤独とはそういうもので、些細な関係を弊社では大切にしています。

2018/3/9

停留所において乗客の乗降のため停車していた乗合自動車が発進するため進路を変更しようとして手又は方向指示器により合図をした場合においては、その後方にある車両は、その速度又は方向を急に変更しなければならないこととなる場合を除き、当該合図をした乗合自動車の進路を妨げてはならない。道路交通法第31条の2

 

一旦停止も時に必要ということで注意しましょう。

2018/3/7

昨夜、NHK大河ドラマ西郷どんを初めて見ました。鈴木亮平さん演じる天真爛漫な西郷吉之助が敬天愛人の西郷隆盛にどのように進化していくのかを見てみたくなりました。南洲翁遺訓に「命もいらず、名もいらず、官位も金もいらぬ人は、仕末に困るもの也。此の仕末に困る人ならでは、艱難を共にして国家の大業は成し得られぬなり。」とあり、また、孟子に、「天下の広居に居り、天下の正位に立ち、天下の大道を行ふ、志を得れば民と之に由り、志を得ざれば独り其道を行ふ、富貴も淫(いん)すること能はず、貧(ひん)賎(せん)も移すこと能はず、威武も屈(くつ)すること能はず」とあります。徳川長期政権で煮詰まった幕末に無私の西郷が大業を成したように、平成の陰極まった神戸市北区で威武に屈っせず無私の大成タクシーが大業を成すことを夢見ております。

2018/3/6