日本人の生産性の低さの原因

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昨今、生産性が低いといわれる日本人。そして、どうすればいいかとさまざまな議論が展開されています。スティーブジョブズが「Stay Hungry」といいましたが、先進国間でハングリーさに違いが無い前提で、社会構造や文化上の問題を議論するなら労働硬直性が原因と思います。

 

もし、自由な労働市場があり、人々が高い報酬ややりたい仕事を捜し求めて転職を繰り返すなら、報酬は押しなべて高くなります。また、活気ある企業や業界に人材が集中し、そうした事業がその国の主要産業に成長し、GDPを押し上げます。さらに、好景気が維持され、そうした主要産業に働く人々に対するサービスが活況を呈し、労働者全体の収入が上がります。総じて、GDPを労働人口で割った生産性は高まります。

 

しかし、日本は他の先進国に比べて転職しづらく、一企業に我慢して働く傾向があると言われています。転職しづらいから、労働者は一企業にしがみつく為必要でもなさそうな仕事を創り出し、残業代を請求しづらいからサービス残業を繰り返し、メッチャ働いている体をつくる。会社も苦しいし、労働者本人もしんどい。

 

だから、タクシーへの転職もそもそも発想として浮かばない。しかし、さまざまな転職可能性を追求すれば自ずからその業界が働きやすく、意外に高収入を得られるとわかって、転職してみる。結果、収入が上がり、生活が豊かになり、仕事もやりがいをもてて人生が充実した。そういうことに気づけた人たちが弊社にはいますが、もっと多くの人に気づいてほしいと思います。